清掃員不足のホテルがIoTコントローラーとウェアラブルデバイスで課題解消?!

2018.06.29

2020年の東京オリンピック・パラリンピックが控えており、2020年の訪日外国人の数は3,679万人になると言われております。(出典:訪日外国人客数の推移予測:矢野経済研究所より)
そこで、今回は、従業員不足が嘆かれるホテル業界においてウェアラブルデバイスがどのような活用をすることでどのような効果が得られるかについて紹介します。

東京オリンピック開催に向けたホテル業界の課題とは

オリンピックの開催に向けて、エンブレムのデザインから国立競技場についてなど様々な問題も取り沙汰されてきましたが、その問題の一つとして宿泊先の問題があります。宿泊先の数が足りないことが予想されるため、ホテル不足ももちろん解決すべき問題ですが、実はホテル業界ではすでに大きな課題があることを皆さんはご存知でしょうか?

その大きな課題は”ホテルの清掃員不足”です。

団塊の世代が定年退職を迎え、どの業界でも人材不足に喘いでおりますが、ホテル業界もその一つです。その中でも特に人手が足りない業務が、清掃業務なのです。しかし、清掃がしっかりされていることはホテルの利用者にとって非常に重要な部分であり、もし清掃が雑になっていることがあれば、現在ではすぐにネットで書かれてしまい、評判が落ちてしまいます。悪いときには炎上してしまう可能性もあるかもしれません。清掃には気配りや丁寧さなどが求められるため、とても時間がかかってしまうこともありますが、多くの部屋を決められた短い時間の中で清掃を終えることが不可欠です。そのため、清掃員の確保、または採用は急務となっておりますが、実際のところ、求めている水準の人材確保に苦戦しているようです。留学生など外国人雇用に力を入れるホテルもありますが、清掃に対しての文化の違いなど、教育には時間と手間がかかります。

清掃員のリソースには限りがある

清掃員の確保が難しいとなる場合、では、どのように多くの部屋の清掃を完遂していくのか。
それには、より効率的に清掃業務を回すためには、業務時間中少しでも清掃員が稼働していない時間を減らし、一人の清掃員がより効率的に清掃業務に当たれるような環境を作ることが不可欠です。では、清掃員の手を止めなければならない一番の要因には何があるのでしょうか。

それは、”次に掃除しなければならない空室がどこにあるのか探すこと”です。

一つの部屋の掃除が終わるたび、近くの部屋が空室なのかどうか確認し、空室であることを確認してから清掃に入るのは、非常に非効率的です。

「もし今のフロアのどの部屋が空室なのか事前にわかっていれば…」
「目の前の部屋に宿泊客がいるのかどうか、清掃を必要とする連泊客がいるのかどうかが即座にわかれば…」

そのように感じている清掃担当者様も少なくないはずです。

空室確認が瞬時に可能!ホテル清掃におけるウェアラブルデバイスの活用方法

IoTの技術があれば、上記のような希望を叶え、清掃業務をより効率化することができるのです。
弊社が開発しているIoTコントローラーでは、それを客室に設置し、センサーによって宿泊客の有無や清掃の必要の有無がわかります。またウェアラブルデバイスと連動させることで、その情報がリアルタイムに清掃員まで届けられ、すぐにどの部屋を清掃しなければならないかがわかるようになり、清掃業務時間中に手待ちになることがなくなります。また、清掃終了の報告は通常、VODのスタッフ画面、もしくは電話で行っており、ウェアラブルデバイスであれば、そういった作業終了も簡単操作で通知することができます

終わりに

ホテルの部屋一室の掃除にはだいだい45分かけなければならないといわれております。いくら効率化を図っても、この清掃時間を短縮し、部屋の清掃が雑になってしまっては元も子もありません。IoTを用いることで、ホテルの命である清掃業務を少しでも効率的にすることができることがわかりましたが、ホテルでのIoT活用はこれだけではありません。ルームコントローラーとして照明器具や備え付けの電化製品など、様々なものの管理と操作を一括で行うこともできてしまうのです。実際に”変なホテル”ハウステンボスでもその技術が大いに活用されております。
気になる方はぜひこちらの記事もお読みくださいませ。

以下資料もあわせてご覧ください!(無料ダウンロード)

事例資料

業務用スマートウェアラブルデバイス『Cygnus(シグナス)』

資料をダウンロードする