変なホテルに続く!ロボットとIoTで変わるホテル業界

2018.09.14

ロボットやIoT製品は、ハウステンボスに隣接する「変なホテル」での例に見るように、ホテル業界の業務効率の改善や生産性向上を目的として導入が進んでいます。

人手不足が常態化しているホテル業界では、一部の業務をロボットやIoT製品が取って代わることで人が行う業務を減らし、必要なものだけに集中することで、従業員1人当たりの生産性を向上させることが重要です。
では、実際にロボットとIoTはどのように活用されているのでしょうか。

今回は、そんなホテル業界におけるロボットとIoTの導入の事例と、今後の展望についてご紹介します。

”ロボット”と”IoT”で生産性を向上するために担う、役割の違いとは。

まず、ホテル業界の生産性向上を推進する”ロボット”と”IoT” について、それぞれの役割における違いをご紹介します。

「ロボット」は人に代わって自律して作業へ取り掛かる機械のことをいい、例えば「変なホテル」に見られる「受付ロボット」や荷物を自動的に預かる「アームロボット」などがこれに当たります。
「IoT」は、さまざまなモノがインターネットに接続され操作・制御・管理などができるようになった状態のことをいい、例えば照明や空調などの家電をインターネットに繋ぐことで外部から操作したり、リアルタイムで機器の稼動状況を取得できるようにするなど、そのモノの利便性を高める働きをします。

「人の仕事を取って代わるロボット」と、「モノを更に便利に制御・管理するIoT」。

これらの技術はどちらも作業の生産性を高めたり、オペレーションに掛かるコストを削減するものです。
また近年は、「ホスピタリティロボット」と呼ばれる接客サービスができるロボットも登場し、いままで人の手で行わなければならなかった業務がますます自動化・無人化されようとしています。

ホテル業界での活用事例

実際にホテル業界においてロボットとIoTを用いて人が行っていた業務を代行したり、従業員の生産性を高めオペレーションコストを削減している事例をいくつかご紹介していきます。

チェックイン・チェックアウト業務を効率化する。

ホテル業において、チェックイン・チェックアウト業務は必ず発生する重要な業務です。
通常、ホテルではチェックインの際に宿泊客にフロントで氏名・住所などを台帳に記入してもらうことで、ホテルが独自に管理している予約者情報と照合して本人確認を行っており、これにより宿泊者へ鍵が受け渡される仕組みとなっています。

「変なホテル」では、フロントやクロークにロボットを設置することでチェックイン・チェックアウト業務の無人化を行い、効率化をしていましたが、宿泊客がスマートフォンからチェックインを行えるようにしたり、ネット予約の情報をもとに宿泊客のスマートフォンに客室の電子鍵を送信して宿泊客がホテルへ到着したら直接部屋へ向かえるようにするなど、IoTを活用することでホテル側・宿泊者側双方が手間と時間を省くことが可能になっています。

客室の清掃業務を効率化する。

また、客室の清掃もホテルにとって欠かせない業務の1つであり、人が行わなければならない業務の1つです。
客室清掃は、宿泊客が外出あるいはチェックアウトにより不在のタイミングで行う必要があり、従来は多くの場合フロントと清掃員が連絡を取り合い清掃する部屋を決めていました。しかし、この方法では清掃員が清掃が必要・可能な部屋がどこかリアルタイムに知れないため、無駄な時間が発生したりフロント・清掃員双方に連絡の手間が掛かっており、非効率的な部分がありました。

客室にIoTコントローラーを設置すれば、家電のセンサーなどを通じて宿泊客が客室にいるかどうかをリアルタイムに把握することができ、またその情報を清掃員に配布したウェアラブル端末へ送信することでフロントを介さなくても常に清掃員がどの部屋に清掃にいくべきか把握することができるようになります。
更に、この方法でアメニティなどの消耗品の使用状況も取得可能なため、清掃・補充の際に必要最低限の物品を持っていけば良くなります。

▼清掃員不足のホテルがIoTコントローラーとウェアラブルデバイスで課題解消!▼

ロボットとIoTは、ホテル業界の人手不足の解消に貢献する。

以上のように、ロボット・IoTはホテル業界における従来の業務を省力化・効率化することが可能であり、少子高齢化によるますますの人手不足の解消に役立つと期待されます。

今回ご紹介したのはロボットやIoTの活用方法のほんの一部ですが、技術の発達や新たな活用方法の開発により今後更に多くの業務シーンでの活用が進むと期待されます。ぜひ今後の展開にもご注目ください。

また、今回ご紹介した以外にもホテルでの生産性向上や業務効率の改善の為の手法を知りたい方は、以下の記事もご参考ください。


▼『ホテル・民泊業界の人手不足解消と生産性向上の勘所』記事はこちら▼

▼『清掃員不足のホテルがIoTコントローラーとウェアラブルデバイスで課題解消?!』記事はこちら▼

▼『『変なホテル/ハウステンボス』でのウェアラブルデバイス活用事例』記事はこちら▼

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事例資料

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